抜け毛の対策と原因

抜け毛の原因と対策について

髪は寝ている間に育ちます。寝ている時間にダメージを修復するので、睡眠時間が少ないと元気のない髪の毛になってしまいます。また、頭皮の血行も寝ている間のほうがいいので、睡眠時間は薄毛や抜け毛の原因のひとつです。

髪の毛は毛母細胞によって作られます。この毛母細胞の働きを活発にするのが成長ホルモンです。成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯は午後10時から午前2時の間だと言われています。その時間に起きていると、成長ホルモンが分泌されず毛母細胞が活性化されません。

また、成長ホルモンは睡眠後30分~3時間の間に最も多く分泌されるのですが、眠りが深い時に多く分泌されることが分かっています。睡眠時間が短いと眠りが浅くなり、成長ホルモンが分泌されにくくなるのです。

もちろん、睡眠不足が続けば体への負担も大きくなります。私たちの体は、寝ている間に疲れを癒し機能を修復しようとしますが、生命維持に重要な部分を優先的に修復します。髪の毛は直接生命の維持に関係ない部分なので、後回しになってしまい、そのため髪に栄養がいかなくなってしまうのです。

こういった理由で睡眠不足は薄毛やはげを進行させてしまう原因となります。偏った食生活を送ると、当然のことながら栄養が十分に摂れなくなります。すると髪の毛に必要な栄養素が足りなくなります。

髪の毛に必要な栄養は、まず髪の毛の主成分であるタンパク質です。また、ビタミンAやビタミンEは頭皮の血行を良くして毛母細胞に栄養を送りやすくします。亜鉛も髪の毛には必要な栄養分です。これらが足りなくなると髪の毛が作られにくくなります。

偏った食生活を送っている人は、脂質を多く摂る傾向にあります。脂質は摂りすぎると血行が悪くなり、毛母細胞に栄養を送ることができなくなります。また、頭皮の皮脂腺から分泌される脂分が多くなり、毛穴を詰まらせてしまい、炎症が起こるなどして髪の毛にダメージを与えてしまう場合もあります。

昔から父親が薄毛だと子供も薄毛になることが多いと言われてきました。それは遺伝というよりは、生活習慣や食生活が同じだからという説もありました。しかし、研究の結果、薄毛は遺伝すると言えなくもない、ということが分かってきました。

薄毛はジヒドロテストステロンという物質によって引き起こされます。この物質は男性ホルモンが「5αリダクターゼ」という酵素によって変化して作られます。この「5αリダクターゼ」を多く生成する体質が遺伝します。

しかし、5αリダクターゼを多く生成しても男性ホルモンに対して敏感に作用するかどうかということも薄毛に影響します。これは、男性ホルモン受容体「アンドロゲンレセプター」といわれ、その感受性がハゲに影響するのです。

物質が生成されても、アンドロゲンレセプターの感受性が低く、反応しなければ薄毛にはなりません。そして、この敏感に作用するかのどうかの感受性は母親から遺伝すると言われています。

以上のことから薄毛は遺伝すると言えなくもない、という結論に達するのです。

男性に最もおおいタイプが男性型脱毛症

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。 抜け毛が進行し、うす毛が目立つようになります。

AGA(エージーエー)の人は全国で1,260万人*、そのうち気にかけている人は800万人、何らかのケアを行ったことのある人は650万人といわれています。AGA(エージーエー)は進行性です。何もせずにほうっておくと下記のグラフのように髪の毛の数は減り続け、徐々に薄くなっていきます。そのためAGA(エージーエー)は早めのケアが大切です。*20~69歳成人男性4200万人の約3人に1人

AGA(エージーエー)の特徴は、その脱毛の進行パターンにあります。額の生え際から後退していくタイプ、頭頂部から薄くなるタイプ、これらの混合タイプなどさまざまな脱毛の進行パターンがあります。

AGA(エージーエー)の脱毛部にはDHT(ジヒドロテストステロン)が高濃度にみられ、これがヘアサイクルの成長期を短くする原因物質と考えられています。成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。十分に育たない、細く短い髪の毛が多くなると全体としてうす毛が目立つようになります。

AGA(エージーエー)は抜け毛・うす毛がゆっくりと進行していきます。
また、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなります。毛包が十分に成長しないため、髪の毛が太く長く育たないうちに抜けてしまいます。

ただし、AGA(エージーエー)では普通、うす毛になっていても、うぶ毛は残っています。毛包が存在している限り、髪の毛は太く長く育つ可能性があります。決してあきらめる必要はありません。

   

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